2009.05.06
大型連休ももう終盤。
今日は、アウェイだが国立の試合。
アウェイの国立といえば、ヴェルディやジェフ、また鹿島なんかも、かつてはあったが
今や、この柏戦のみ、か?
んー、雨の試合。
雨のときは、サッカーは傘ダメですから、ポンチョとかカッパを着用する。
レッズのポンチョはJリーグ開始直後薄いナイロンで、霧雨くらいならしのげるが、
本格的に降るとダメだった。
そのサポの声を受けてその後出たポンチョはビニール製の防水性の高いものだったが
今度は、全く通気性がなく、蒸れて汗で中はやっぱりビショビショという代物だった。
それ以来、私はノースフェイスのゴアテックス。
もちろん赤ですが、カッパなんか着て応援できっかよ、というコアな方には怒られちゃいますが、
駒場で雷で中断した時もOKでした。
さて、柏のホームですが入りはこんなもん。
かつて、オシムがジェフの監督だった頃、国立のレッズ戦を見て
収入の点はともかく、レッズ戦は臨海でやろう、といったそうですが。
試合前の選手紹介のあと、
「このあとはサポーターコーナーです。」
って、何、と思ってると、
「柏バカ一代」。
なんだこりゃ。
写真後ろ向きになっちゃいましたね。
それにしても、常磐線沿線の演歌路線出まくり。
パルちゃんショーもそうだが、これもそれなりに力そぐかも。
さて、肝心の試合だ。
2009年J1第10節
柏レイソル 2-3
浦和レッズ (国立競技場)
(前半 2-1)
(後半 0-2)
後半39分、1-2からの逆転劇!
あーーーー、こんな試合が連続で見られるなんてー。
パスサッカーは、雨に弱い。
試合開始直後から、パススピードや精度の面で、
雨のピッチコンディションのためか、微妙なズレが生じる。
滑る選手、カットされるパス。
ジェフ戦の厳しさが蘇る。
それでも、先制した時は、これで今日は大量点などとチラッと思ったが、
まさかの逆転されてのハーフタイム。
後半も、なかなか突破口が開けなかったが、
ラッキーだったのは、柏が守りのイメージだったこと、自分たちに自信がなかったこと。
「よし、これで絶対勝てる。」ではなく「お、これで、ひょっとしてレッズに勝てるかも。」
という気持ちがラインを下げる。
その意味では、柏の逆転は時間が早すぎた。
最終的に、ラッキーなゴールが生まれた背景には、そういった気持ちの問題があった。
後半39分から逆転、ってやられたことは何回かあるけど、やったことあったっけ。
こういう試合をものにできるチームは「ホンモノ」です。
長いリーグ戦にはいろんな場面がありますが、どっちに転ぶかわからない試合を
勝ち抜いていくチーム力が優勝のためには必要です。
そもそも、今日は
「あー、これはオレが参戦すれば負けないっていうジンクスが今日で崩れちゃうのかー。」
と、思っちゃったほどでしたからねー。
しかし、今後雨対策は必要。
でも、レッズはもともと、雨得意だったのだ。
国立にしたって伸二のFKで勝った鹿島戦とか、
そう、なんたってナビスコの初タイトルは雨の国立アウェイですし。
帰って録画で見ると3ゴールともキックでもヘッドでもない。
エジの胸、オウンゴール、セルのわき腹!
でも、今日はヨカッター!
2009.05.03
さあ、今日は埼スタ、ナイトゲーム。
いつものように家の近くのローソンでチケットを買って行こうと思ったら・・・。
何?取り扱い終了?
そんな、当日でもロッピーで買えるはず。
まさか、完売?
ホームページにも当日券の発売もあり、って出てたのに。
あせって、カーナビでファミマを探す。
ところが、カーナビには出ても足利のファミマは店そのものがほとんどなくなってる。
撤退しちゃったのね。(後で調べたら結局足利には一軒もなくなってた)
館林を検索して、行ってみるが、ここも無くなってる。
スタジアムまで行って、当日券完売ですって言われたらどうしよう。
で、館林でもう一軒探して行ってみると、おお、店があった、あった。
チケットも何とかゲットできて、高速に乗る。
ったく、足利にもファミマあればいいのに。
(って、その前にチケット買っとけよ)
2009年J1第9節
浦和レッズ 1-0
アルビレックス新潟 (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 1-0)
さて、好調アルビレックス。
現時点で第3位でウチとの勝ち点差が2。
ということは、負ければひっくり返っちゃうわけだ。
今日の新潟は、前々回のジェフのように最前線からボールを追い回すのではなく、
中盤をマンマーク気味にして、レッズのパスサッカーのパスの出所を封じる作戦のようだ。
プレッシングゾーンを相手のボランチとトップ下の間にして、
パスカットをしてすばやく前線につなげる戦法。
新潟の中盤にはマルシオ・リシャルデスとペドロ・ジュニオールというテクニシャンがいて
奪ったボールを大島、ヤベキショーという早いフォワードに供給する。
レッズのサッカーも研究されてみんないろいろ戦術を考えてきますね。
その戦法が機能し、こっちのできも悪くないんだが、じりじりする展開が続いた。
状況が変わったのは、後半、そのマルシオ・リシャルデスの退場からだ。
数的不利、しかも中盤の要だった10番の退場で
中盤から前方に人数をかけられなくなってた新潟は
プレスのラインを一つ下げて、トップ下とフォワードの間に持ってきた。
そのため、ボランチから左右にボールがふれるようになり
再三、サイドからクロスが入るんだが、・・・・・決まらないんだ、これが。
シュートが外れてオーロラビジョンに悔しそうな闘莉王の顔がアップになるたび、
なんか、残り時間とともに闘莉王の髪の毛が少なくなっていくように見えた。
「このままではハゲてしまう。」もとい「このままでは分けてしまう。」
と思った、後半ロスタイム4分が経過した頃、
「キターーーーーー!!!」
魂のヘッド!
いやー、感動しましたねー。
この展開で、勝つと引き分けでは大違い。
闘莉王的にも前回のPKのこともあったろうし、
これでチームのムードがグーンと上がるのは間違いなし。
この試合観られて、よかったっす。
2009.05.01
さて、インフルエンザの話を、もう少ししときますかね。
今回のインフルエンザは「H1N1」です。
インフルエンザウイルスにはその表面に2種類の蛋白抗原があります。
1つはヘマグルチニンでこれはウイルスが細胞に侵入する時に使います。
もう一個がノイラミニダーゼといい、増殖したウイルスが細胞から出るときに使います。
これに種類がありヘマグリチニンの「H」を取って「H1,H2,H3・・・」
ノイラミニダーゼの「N」をとって「N1,N2・・・」とあり、この組み合わせで名前がついてます。
Hが16種類Nが9種類あるといわれてますので
理論的には16×9=144種類のウイルス型があるわけです。(実際にはまだないですが)
実は「H1N1」はAソ連型といわれる、毎年流行るおなじみのインフルエンザです。
もう一つの流行するA型はA香港型でこれは「H3N2」です。
ということは、今回の新型インフルエンザは
インフルエンザ迅速キットでA型に陽性が出て、
タミフル、リレンザは多分、効く。
ということが推測されます。
もちろん、迅速キットでは新型か従来のソ連型かはわかりません。
そもそも、ソ連型と香港型の区別もできず「A型」ということがわかるだけです。
新型インフルエンザになるかも、といわれてたのは
「鳥インフルエンザ」といわれている「H5N1」というウイルスです。
これは、強毒性であることがすでに知られてます。
というのは「H5」ってヤツは、全身の細胞に侵入できる。
先に「H」は細胞に侵入する時に使う、って話をしましたが、
「H5」や「H7」ってヤツは全身の細胞で増殖できる。
しかし、「H1」や「H3」は気道、呼吸器の細胞にのみ侵入できる、ということです。
ということは、今回の「新型」は理論的には「弱毒性」で、
致死率6割を越えるといわれる「鳥インフルエンザ」ほど強力ではないはず。
ただ、従来型のインフルエンザで、毎年我が国でも1000人近くの人が亡くなっており
合併症や2次感染などインフルエンザが原因となった数を加えるとその10倍になります。
今回の「新型」が弱毒型であっても、免疫を持ってないわけですから、
かかっちゃう人の数は相当数にのぼり
その結果、死亡者数もかなり多くなるとは考えられます。
だから、ポイントは、きっちり診断して、それ以上広げない。
今回のインフルエンザは「新型」っていっても、
普通の健康な人がかかっても、タミフル飲んでフツーに治っちゃうと思います。
でも、感染を広げてはいけない。
いつものインフルエンザのとき、いい加減な診断や、いい加減な隔離で
どんどん流行が広がっちゃうので、きちっと事情のわかってる人が
適切な処置を講じて、みんなが、まじめにそれを守ることですね。
さて、たまたま「豚インフルエンザ」が一足早く「ヒト⇒ヒト感染」を獲得して
新型インフルエンザとなったわけですが、
もちろん「鳥インフルエンザ」も、まだいつ新型インフルエンザになるかもしれません。
こっちは、相当怖いと思います。
そういえば、本日も当院でインフルエンザ陽性者が1人出ました。
「B型」だったので、少なくとも新型の可能性は、なしです。