ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.05.11

いい事ばかりはありゃしねえ

 さて、今日は医師会の耳鼻咽喉科休日当番の日。
最初は、行けないかな、と思ったが、この2戦のしびれるような勝ちっぷり、
加えて、来週のガンバ戦は土曜の2時キックオフなので参戦は無理、
ということで、妻にお願いして何とか休日当番を引き受けてもらった。
 キックオフは日曜日の2時、埼スタ。
朝遅く行って、早く帰ってこられる。
加えて、今日はすばらしい晴天。
 帰りの終電の時間を気にすることもないし、
大雨、水濡れ対策に気を使うこともない。
 おお、今日は気持ちよい試合が期待できそうだ、と思ったのだが・・・。


 2009年J1第11節
  浦和レッズ   2-3   川崎フロンターレ   (埼玉スタジアム2002)
       (前半 1-0)
       (後半 1-3)


 ポンテが怪我で出られないことは知っていた。
川崎相手に埼スタで2年間負けてる、ってことも知っていた。
ACLで勝つとそのあとのリーグ戦で負け、のジンクスがあるが、
先日のACLで川崎が負けた事も知っていた。
 でも、殆ど気にならなかった。
 しかし、場内アナウンスで、「主審、西村」が、コールされた時、はじめて胸騒ぎを覚えた。
 チームによっていろんなカラーがあるが、川崎フロンターレは
「攻撃力」「荒っぽい」「マリーシア(ずるがしこい)」といった言葉で形容されるチーム。
どっちかっていうと、いわゆる「ケンカサッカー」の色が濃い。
 加えて、レッズを目の敵(かたき)にしてるあの関塚監督が、復帰してる。
 そんな試合に、あの西村氏が笛吹くのか。
「荒れなきゃいいなー。」
 選手入場。
フロンターレはなんかビジュアルやってる。
やっぱ、レッズ戦だとみんな気合入っちゃうんだなー。
まあ、アントラーズなんかよりは数段手際がいいけど。
P5100084_ks.jpg
 試合はレッズのものだった。
先制し、追いつかれたが、再びリード。
きっと、この時点でほとんどのサポはレッズの勝利を信じて疑わなかったはず。
 あのPKまでは。
 微妙な試合で、微妙な時間帯で、微妙な場所の、微妙なファウルをPKとしたのが、
かつて、過去にいろいろあった「西村主審」。
レッズの選手、そしてサポの中に封印していたモヤモヤした感情が湧いて来てしまった。
 平常心を失ったチームは勝てないし、まして審判と戦ってはダメだ。
 確かに「主審の試合全体をコントロールする能力」という意味では、
あそこであんなPK取るか?という考えはあるが、
その後の戦いがまずかった。
 もちろん、負けは負けだし、チームの力不足。
闘莉王も、自分にスピードがない分、ああいったプレーでファウルしちゃうのは変わらぬ課題。
でも、Jリーグも、対戦カードと審判の選択、もうちょっと考えてくださいよ。
 まあ、「いい事ばかりはありゃしねえ(by 忌野清志郎)」、ということだ。

3件のコメント
医療系をまとめました。
2009年5月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
最近の投稿 最近のコメントカテゴリー アーカイブ