ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.04.09

ドクター・ホリデイ

 このほど、私の文章が雑誌に載りました。
しかも、全国誌!
 ・・・といっても、週刊朝日でもサッカー・ダイジェストでもなく、
まして文芸春秋でも月間キャバクラ通信でもない。
 協和発酵キリンという製薬会社が出してるPR誌「Dr.Holiday(ドクター・ホリデイ)」というヤツです。
製薬会社がお医者さん向けに出してるPR誌ですから、
一般の本屋さんにはおいてないし、そもそもタダです。
 なーんだというなかれ。
この本、私が病院勤務医時代からあり、けっこうその手の雑誌の中では老舗です。
あちこちの病院の医局で見かけるので、多分発行部数もそれなりに多いのでは?
 しかも、私、ムカシからこの雑誌、けっこう好きです。
 名前のとおり、学術的な記事は一切ありません。
この辺の割りきりがすばらしい。
 仕事もきっちりするけど、いろんな趣味や特技を持って
余暇も十分に楽しんでるというお医者さんを紹介する雑誌です。
(けっして、ろくに仕事もせずに、バンドだ、サッカーだなどと遊んでばかりいる医者の紹介をする雑誌ではないです。)
 しかし、私、この雑誌に乗ったの2回目。
(メディカル朝日や耳鼻咽喉科臨床には一回も載ったこと無いのに。)
 1回目は、趣味紹介のコーナーで「カナディアン・カヌー」やってる医者とのことで
掲載していただきました。
このときも、趣味って、どれにしようか迷ったのですが
サッカー・サポーターの先生も、ロック・バンドやってる先生も
確か過去にこの雑誌に載ったことがあるので、カヌーで行きました。
 で、今回。
 担当の高橋さんに
「いやー、先生、ちょーっとお願いがあるんですけど。」
と、例の東北弁のイントネーションで持ちかけられたのがこの掲載です。
「先生、ドクター・ホリデイに『悪友・親友』ちゅうテーマで一筆書いてほしいんですけど。」
「いや、オレ、その本出たことあるよ。」
「いや、今回、寄稿ちゅうことで、自分で書かなきゃなんないので
なかなか引き受けてくれる先生がいないんですよ。
先生ならブログやってるから、いいんじゃないかということで。」
 うーん。
なるほど、前回はきれいなお姉さんが取材に来て、それを元に記事を書いてくれた。
確かに、自分で記事を書くとなると断る先生も多いかもなー。
しかし、このオッサンにいろいろ頼まれると結局引き受けることになっちゃうんだなー、これが。
 まあ、モノ書くのはキライじゃないんで。
 そんなわけで「Dr.Holiday」4月号、手にされた方も多いと思います。
 雑誌読んで、このブログに来た方があれば、
是非ご感想を。
 また、逆にいつもこのブログをごらんの方でご希望があれば、
雑誌の記事をこのブログに転載してもいいかなと思いますが。
一般には手にすることのない雑誌ですからねー。
ちなみに、内容は、私と薬局の小峰君とのガキのころのエピソードを中心にした文章です。
 実は、偶然、この雑誌の同じ号に私の大学時代の同級生の林泰広くんが載っててびっくり。
彼は、群馬大卒業後、浜松医大の耳鼻科に入局し
今もその地域の基幹病院の勤務医としてバリバリ活躍してる男です。
昨年、大阪の学会でチラッと会いましたが忙しそうでしたねー。
しかし、勉強もデキましたが彼は多才な男で、特に落語研究会で活躍、
私も何回か、落語聴かせてもらいましたが、最近は、やってんのかなー。
すっごく、上手でしたよ、当時。
まあ、落語家もロック・バンドも声でかいから、オレと同じで耳鼻科向きだったんすね。
 ところで、私が昔からこの雑誌を好きな理由がもう一つ。
お医者さんが自慢の(?)娘さんを披露するコーナー「お嬢さん」。
このコーナーを楽しみにこの雑誌を読んでる方も多いのでは。
かつて勤務医時代はは毎回、同僚と雑誌を見ながら
「今回は当たりだ。」とか「こいつははずれだ。」とか、勝手なこと言ってました。
 うん、今回は2件ともかなり「当たり」なのでは・・・。
 
 そーだなー、次回は、5年位したら、ウチの娘を、このコーナーに。
 ・・・なんて。

2件のコメント
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