ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.10.02

ペリカンと日記

 数日前の野口皮膚科院長、野口先生のブログで
モンブランの万年筆に関するお話がありました。
 私、実はずっとペリカン使ってます。
 10年前くらいに銀座の伊東屋で買って、主として日記を書くのに使ってました。
 日記は昔から結構書いてたのですが、ジジイになったから万年筆で書いてみるかー、
と思い立って買ったわけです。
 万年筆を買うとき「モンブラン」という選択肢は確かにありました。
しかし、実際に見てみて
「うーん、これは、ガラじゃねえな。」
と、思いました。
 真っ黒で、ぶっとくて、いかにも押し出しが強そうだ。
 下手な文字や、ふざけた文章を書くと、何かバチが当たりそうで・・・。
 どうも私、いわゆる「社長、重役趣味(?)」が、苦手です。
 クラウン、ベンツ、指輪、ブレスレッド、ピカピカの靴、ダブルのスーツ、
高級ホテル、フランス料理、ゴルフ、金のドレスウオッチ、絵画、骨董、美術品、愛人(?)etc.・・・
 ここら辺は自分には、似合わないと自覚してます。
 モンブランの万年筆は、大学時代、教授が愛用しており、
カルテにゆっくり一字一字書いてるのを見て、
その重厚なイメージが強いです。
 書き心地もいいんだろーなー、とは思いましたがちょっと遠慮しました。
 そのときに選んだのがペリカン。
 高級万年筆なんですが、なんか、親しみやすいというか、
お、これなら、という印象でした。
 試し書きの書きやすさもそうですが、胸にさす所のペリカンが可愛いのが決め手でした。
 で、実際に使ってみると・・・
 これが、ナカナカ具合がいい。
万年筆で書くって行為が 中年男の琴線に触れるというか、
いや、俺も万年筆使うような身分になったかっていうか・・・。
 何より、字を書くのが楽しい、ですね。
 で、10年間、このペリカンさんで日記を書いてたわけです。
 ・・・ところが。
 今年の春先からブログをはじめたので、手書きの日記のほうを書くのをやめちゃってたんです。
ブログはまあ、日記だから、代わりになるかなー、と思ったのですが、
やっぱ、全然別物ですね。
 そんなわけで、野口先生の万年筆ブログをきっかけに、
また万年筆で文字が書きたくなり、
また今月から手書きの日記も書くことにしました。

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