ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.08.30

侵略者を撃つな

 ちょっと前、”横浜みなとみらいに巨大ウルトラマン登場”というのが話題になりました。
高さ4.5メートルのウルトラマンの人形が、飾られたそうです。
NHKの朝のニュースで、紹介されてました。
 私、ウルトラマン世代です。
 ウルトラマン放映開始1966年(昭和41年)は、私が小学校1年生のとき。
7月の放映開始の1週間前にやった、予告の公開番組も、リアルタイムで覚えています。
(大人になってからビデオでみたら白黒でした。
もっとも、当時我が家はまだカラーテレビがなかったので
カラー作品のウルトラマンも白黒で見てたはずです。)
 その1年前、幼稚園の年長のとき見てたのが「ウルトラQ」で、はまりましたねー。
 今でも、ウチに受診する子供がウルトラ怪獣のTシャツ着てると、
「お、レッド・キングとゼットンだねー。こっちはゴモラだ。」
などと、うれしくて声をかけます。
そうすると、子供は「何で、このおっさん知ってるんだろう。」
と、不思議な顔をしますが、次のときは
「見て見て。」
と、愛用の怪獣の本を持ってきます。
 そうすると、こっちも乗ってきて
「あー、キング・ジョーだねー。これはぺダン星人の操るロボットなんだよねー。
脚本家の金城哲夫さんの名前から採ったんだよ。」
などと、オタク振りを露呈して、おかあさんまであきれさせてしまいます。
 ちなみに最も好きなエピソードは
「ウルトラマン第2話:侵略者を撃て」、有名なバルタン星人の回です。
 ビルの屋上で、ウルトラマンのハヤタ隊員と、バルタン星人に操られるアラシ隊員が
会話をします。
「我々、バルタン星人ハ故郷ノ星ヲ失ッタ、地球ニ移住シタイ。」
「君たちは何人くらいいるんだ。」
「ザット20億人ダ。バクテリアクライノ大キサニナッテ、円盤デ冬眠シテイル。」
ここで、横で聞いてたイデ隊員が
「しぇー、地球上の人口全部でも22億だっていうのに。」(今は60億を超えましたが・・・。)
その言葉をさえぎるように、ハヤタが口を開く。
「いいでしょう。あなた方が地球の風俗、習慣になじみ、地球の法律を守るなら
それも、不可能なことではありません。」
 おお、ハヤタ、なんてカッコいいんだ。
 世界のみんなが、ハヤタ(ウルトラマン)の言うこと聴いてれば
竹島問題も、グルジア紛争も、イスラム過激派もないだろうに・・・。
 
 さて、NHKのニュースを見ていてとても気になったこと。
「巨大ウルトラマン?身長4.5メートル?全然巨大じゃないじゃん。」
そう、ウルトラマンの身長は40メートルなので
”横浜みなとみらいに ミニチュアウルトラマンが登場”、が正しい。
何で、みんな突っ込まないんだー。
報道は、正確に。

2件のコメント
医療系をまとめました。
2008年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
最近の投稿 最近のコメントカテゴリー アーカイブ