ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.08.08

専門医試験と花火大会と犬

 先週末は足利の花火大会でした。
毎年8月の第一土曜日に行われるわけですが、
実は耳鼻咽喉科の専門医試験も、8月の第一土日に行われます。
 以前にも書きましたが、国家試験に受かって、5年間研修をすると専門医師件の受験資格ができます。
 もちろん、その間に指定された疾患に対する、治療経験、手術経験をこなし、
それをレポートにまとめて、教授のハンコをもらわなければなりません。
たとえば、扁桃腺の手術の術者が何回、喉頭がんの手術の第一助手が何回などというように、細かく決められています。
 それで、過去問の問題集を何回かやって、試験に臨むわけです。
 医師国家試験までは、学生なわけですから試験は日常的に受けます。
 ところが、専門医試験は5年ぶりに受けるペーパーテストなので
久々の緊張です。
 会場は東京で、2日間に渡って行われ、1日目の午前午後が学科試験で、
2日目が口頭試問です。
 私は当時、前橋に住んでましたが、結婚したばかりでした。
今年はひとつ、足利の花火大会を、ぜひ妻と見たい、と思ったわけです。
 そこで金曜日に、前橋を出て東京に一泊し、
試験を受けて、足利に行く。
妻は直接、足利に行っててもらう、。
翌日は、足利から東京に行き、試験を受けて前橋に帰る。
という、スケジュールを計画しました。
 で、土曜日の試験を受けて、夕方、足利へ。
 当時、花火は今よりもっと西のほう(ウチに近いほう)であがってました。
だから、渡良瀬橋、中橋は車両通行止めで
東武駅からは、歩いて帰らなければなりません。
 駅に着くと、もう花火は始まっていました。
「早く、家に戻らねば。」
あせります。
 しかし、当時、橋の上は見物客でごった返し、歩くこともままなりません。
 しかも、試験帰りで、カバンもってネクタイしてスーツ着て[emoji:e-396]
「すいませーん。」
と、浴衣やTシャツの人をかき分けて進むわけです。
「何だ、こいつ」と思われたでしょーねー。
 あっという間に、汗だくです。[emoji:v-356]
 へとへとになって、実家にたどり着きましたが
妻が浴衣を着て待っててくれたので、元気になって、また花火見物に一緒に出かけたわけです。
 さて、今年の花火見物は、犬の散歩をかねて織姫山の上に行ってみました。
昔から、織姫山の上はよく見える、と聞いていたのですが
実際に山から見たのは初めてです。
「うーん、やっぱ、遠くなっちゃってるなー。」
遠いわりに犬がビビりまくるので、早々と帰ってきました。
この時点では、音はなってない。
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  「どーーーん!」
ねえ、もー、かえろー。
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