ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.07.20

連休、急患です。

 昨夜は、モヤモヤ気分のまま飲み会に突入し、飲みすぎで本日は二日酔いです。
 お昼過ぎにやっと回復してきた頃、急患の電話。
 中学校の教頭先生からで、生徒がサッカーの試合中に鼻骨骨折したとのこと。
病院にいったが、レントゲンで骨折は確認できたが、
耳鼻科医がいないので手術できないといわれたとのこと。
 緊急で手術ということになりました。
 そこに、急性副鼻腔炎の小学生の急患からの電話があり、やはり診察しました。
 以前も、ブログに書いたように、急患は原則的に診ます。
 電話は自宅のリビングと寝室で病院の電話番号で鳴ります。
小倉弘之名義の自宅の電話番号もタウンページに載ってます。
(多分市内では、ウチだけです。)
 急患は、開業した時に、「診なければいけない」、と決めてました。
と、いうより当然「診るもの」と思ってました。
 それは、死んだ親父の影響です。
 57歳で急死した父は耳鼻科医でした。
電話は、今の小倉耳鼻咽喉科と同じ21-2600ですが、当時は自宅の電話番号も共通でした。
自宅と病院の切り替えスイッチがあって、診察から帰ってくると父はそのスイッチを
病院から、自宅に切り替えます。
 夕食後、テレビなど見てると、たまに電話が鳴り、
「やれやれ、急患だ。」
といいながら、白衣を羽織って、病院に行っている姿を見てきました。
 時には、我々子供が寝てから電話があったようで
夕べは夜中に大変だった、などということが朝食の話題となることもありました。
 今、当院に来られている患者さんでも、以前父に急患で診てもらい、大変助かった、という話を聞くこともあります。
40年も前のことでも、覚えているものなのですね。
 そんなわけで、急患は開業当初から診られる体制になってます。
(でも、ホーム・ページに緊急時の対応法が書いてあるので、
すぐ電話せずに、まずはそっちを見て、試してみてね。)
 今日の患者さんは、中学校のサッカー部のゴール・キーパー。
ボールを抱えにいって鼻を蹴られたという。
なるほど、しっかり折れてました。
 当院の内装を見て
「浦和レッズ、好きなんすか?」
と、訊かれたので、
「そうだよ、好きなチームとかあるの?」
と訊いたら
「鹿島アントラーズっす。」
とか言うので
「あー、俺アントラーズ嫌いなんだよねー。治すのやめちゃおかなー。」
とも言いましたが、
もちろん、ちゃんとキレイに整復しましたよー。

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2008.07.20

THE SHOW MUST GO ON

 太田まつりの野外ステージ、今年は納涼祭が行われない、ということで
その分も今晩のステージで、完全燃焼するぜ。と、意気込んでいたのだが・・・。
 予定通り野口医院に集合。3台に分乗して会場に向かう。
 大学生のジャズバンドの次が我々の出番です。
待ってる間に、ポツリポツリと雨が・・・。
「やだな・・・。」
昨年の納涼祭、雷にたたられた記憶が頭をよぎる。
 ジャズバンドの時間が押して、我々の出番は10分くらい遅れた。
 そこに、雨が・・・。
 演奏前に音出しをしてる時、私がギャーンとギターを弾いたらスタッフが飛び出してきて
「近所の方から苦情が出ますので、音は小さめでお願いします。」
 ナニ言ってんだよー。俺たちはC.R.P.だぜ。音のデカイのが売りなんだ。
大体、町中お祭りなんで騒音もへったくれもねーだろー。
・・・と、心では思ったが、我々は大人なので「ハイ、わかりました。」と、その場は答えておき、あとでこっそりボリュームをあげようと思った。
 んで、雨の中演奏スタート。
1曲目は「トイズ・イン・ジ・アティック」エアロスミスのナンバーだ。
ステージが結構広いので、ワイアレスの利点を生かしてギターを持ったまま走りまくる。
PAの返しが悪く、自分の声がほとんど聞こえないが、そんなんカンケーねえ。
 よーし、あったまってきたぞー、次の曲は・・・。
 といった時に、いきなりスタッフが、「中止です。」と、電源を切った。
「え、ええーっ、何でー。」
「雨だからダメです。」
「そ、そんなー。」と見てる間に、片づけをはじめる。
 だってまだ、1曲しかやってないし、雨だってすぐやみそうだし。
でも、ダメ、残念でしたねー、の一点張り。
途方にくれる我々。
 片付けながらスタッフが、一番後ろのトレーラーの上なら音出せますけど、狭くてダメですよねー。
なんていうもんだから、狭くてもいいです、やります、いけます。
と、説得を重ねて、何とか交渉成立。
 
 ステージの最後部のトレーラーの上(この部分は屋根がある)で演奏することになった。
トレーラーとステージの間には段差があり金属板で斜面になっている。
「いいですか、この金属のところスゴク滑りますから
 もし雨上がっても、絶対このトレーラーから出ないでくださいね。」

とスタッフに3回くらい念を押されて、
「ええー、そんなー。」
と心の中では思ったが、大人の私は「ハイ、わかりました。」と返事をしておいた。
 約20分の中断の後、再開。
 今度は「ロックンロール・スター」、オアシスの曲からだ。
続いてストーンズの名曲「サティスファクション」。
 もう、じっとしてるわけには行かない。
私はギターを弾きながら、ジャンプして一気に金属板を飛び越えステージに飛び降りると
その前端まで、走っていった。
「滑らなきゃ、いいんだろ。」
 オアシスの「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」に続いていよいよコーラスに映見ちゃんを加えて
「ホンキー・トンク・ウィメン」をやろうとしたら
いきなりまたスタッフから、
「時間です、終了です。」
「えー、いやせめてあと1曲。」
「ダメです。」
こいつら今ひとつ、イベントを盛り上げようという意欲が少ないなー。
マイクをきられては、歌えない。
すごっく、もやもやした気分でステージを降りることになった。
 せめて、演奏の前に 「時間になるので次の曲で、終わりにしてください」、くらい言えないのかよー。
そうすりゃ、それなりにまとめて、締めくくれたのに・・・・・・。
 雨は、じきにやみました。
 

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