ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.04.10

フットサル2008年第1節 花粉も終わった4月の陣

 朝、起きて、体が痛い、全身が痛い。
こっ、これは、インフルエンザかっ!
 いや、いや、昨日のフットサルのせいじゃ


 2008年フットサル 第1節 花粉も終わった4月の陣
 おぐじびレッドダイヤモンズ 6-6 コミネアントラーズ (佐野市FOOT ENERGY)


 花粉症のおかげで、4ヶ月のオフがあったが、いやー体、なまりまくってます。
集まったのは最初、10人。
ってことは、交代ワクがないっ。
とりあえず、チームわけは、恒例の年齢別グーパー。
U-50,U-40,U-30に分かれてグーパーをしてチームわけをする。(要するに40代、30代、20代ってこと)
 わがチームは、私のほか、
シャドウボクシングは得意だが足はもつれるパンチドランカー磯
なぞの新人田代ハカセ
これまた、大型新人クラウチ増山
そして大ベテラン(といっても、俺と1歳しか違わない)、メタボ高橋、という布陣。
 一方、相手は、ショーグン小峰(国籍北朝鮮)、
スキーは1級だが、そんなの関係ねえナカムラ校長
年齢は若いが見た目もプレイもそれを感じさせない尺八マイスター松枝
再起不能といわれた怪我から半年ぶりによみがえったアキレス松下
必殺技はメガネ落とし、ヘリコプター堀越
そして、都リーグでサッカーを現役でやってる、ちょっと、われわれレベルのフットサルでは反則じゃねえかというリーサル・ウエポン、モンチッチ金森である。
 相手は怪我から復帰のアキレス松下を、キーパーにすえたため、
わがチームには
「モンチッチ金森だけマークすれば、楽勝だ。
との、楽観論があった。
 わが方は、その前方投影面積からゴールが狭く見えるメタボ高橋をキーパーに配したが、
これが大失策
浮きだまのシュートは、バックトスで、オウン・ゴールするし、
グラウンダーの球は、腹が邪魔してかがめずトンネルしてしまう。
あっという間に2失点
 ところが、アキレス松下の好守はさえまくり、形勢不利。
私も、ポストに嫌われたり、クロスバーをたたいたり、キーパー正面だったりで、再三の決定機をことごとくフイにした。(俺が、ダメじゃん。
 一方、何かが降臨したか、ヘリコ堀越が、大ブレイクし、ゴールを量産。
どんな体勢からもゴールを狙う、ルーニーばりの活躍。
メガネも、落ちない
 そのとき、助っ人登場。
 遅れてきた、パレスチナ塩野が、コミネチームに。そして、わが方にブラックジャック亀井が加わった。
 待ってました
 相手チームもショーグン様→パレスチナのテロ支援国家ホットラインでチャンスをうかがうが、
 運動量豊富なブラックジャック亀井、縦横無尽の大活躍
明日の診療を考慮しない大胆な動きで次々ゴールを上げる。
 キーパーをクラウチに変えたことも功を奏し、またハカセのクリスチアーノ・ロナウドばりの、またぎフェイントも炸裂して、徐々に形勢を立て直し、最終的にドローに。
 結局私は、ワン・ゴールに終わり、最終盤は、両足がつって、一時立てなくなった。反省。
 それにしても、ピッチでドゥンガ張りに指示を出す亀井先生、メタボ高橋に向かって
「ほら、マークついて、タテだ、タテをきれ、タテを!」
っても、高橋のおじさんにゃタテったって何のことか通じないっしょ。
 
P4090099_convert_20080410203924[1]

4件のコメント
2008.04.09

学校検診

 花粉症が、一段落したのもつかの間、今日から学校検診だ[emoji:v-102]。
一般には5月がメインなのだが、足利高校は入学式直後のこの時期に毎年行っている。
 学校検診は市内の各学校を耳鼻科の開業医で、振り分けて、担当してるのだが、
何故か私は、高校は、足高と足工大附属と、男子校ばかりで(足工大附は、最近少数の女子もいますが)、男ばっかり1500人も見なきゃならない。[emoji:v-16]
 ま、雑念(?)が入らないで、いいんでっすけど。
 検診は耳、鼻、口、と診るのですが、大体1日に300人。90分くらいで診るので、
単純に計算して一人当たり場所を交代する時間を入れて約18秒ですね。
瞬間的に、判断するのってサッカーの審判[emoji:e-219]を連想します。
おっ、今のはファールなのかシミュレーションなのか。鼻炎つけるべきか、このくらいはまあいいか。
耳垢あるけど、鼓膜半分見えるからいいだろう[emoji:e-264]、とか。
 大体、私はイエローカードの少ない審判だと思います。
「まっ、いいか。」
「んー、ちょっと悪いけど、おまけ。」
「花粉症だよね、じゃあ、いいや。」
「ちょっと、鼻炎あるから調子悪かったら耳鼻科かかってね。」
なんてのがかなり多いです。
 なかには家本主審なみにイエロー好きな先生もいるようですが・・・。
 足利高校は私の母校で、もう10年も前から校医やってるんですけど、やっぱ、行くとなんか懐かしいですね。特に、学生の雰囲気ってのは、学校によって独特です。
 なんか、のんきそうで、むさくるしく不潔な感じがするのは、足高のカラーでしょうか。
 面白いことに、当時の同級生を彷彿とさせる学生が、結構いることです。
おー、こいつは、テニス部だった○○君に似てるとか、
英語の発音の良かった○×君を思わせるとか、
こっちはフォークギター弾いてた○△君みたいだとか・・・。
 ちなみに、俺に似てるやつもいるのかなー。
自分のことは、わかりませんねー。
俺も、髪の毛ボサボサで、相当汚い感じだっただとは思うが、
自分のなかでは、適当に美化して、イメージしてますからねー。
「こいつ、高校時代の小倉みたいじゃん。」
と、誰かに言われても
「うっそー、俺、こんなんじゃなかったよー。[emoji:v-292]」
って言っちゃうだろうな、多分。

コメントはまだありません
2008.04.08

点鼻薬にご用心

 朝からじゃんじゃん雨[emoji:v-279]が降り、久々に落ち着いた外来です。
特に、栃木県は、今日、始業式なので午前中は、ついに待ち人数「0」が出ました[emoji:v-363]
 しかし、最近来る患者さんで、こんな方がいます。
「花粉症で、市販薬でしのいでいたのですが、ここの所鼻づまりがとれなくて・・・。」
鼻を、ずびずびしながら、訴えます。[emoji:v-400]
 もしやと思ってたずねます。
「点鼻薬、使ってますか、市販の。」
「ええ、もう手放せなくて・・・。」
 ああ、と外来に流れる、ため息に似た空気。
もう、職員みんなも、この人の鼻づまりの原因がわかっちゃいました。
まあ、門前の小僧何とやらではないけど、診察しなくても、医者でなくても診断がついちゃうんです。
 そうです。市販の点鼻薬を連用することによってもたらされる鼻づまりなのです。
 市販の点鼻薬はすべて、血管収縮剤という成分が含まれています。
鼻の中は血流が豊富で粘膜下の浅いところを走っているので、血管収縮剤によって、鼻づまりは劇的に良くなります。
しかし、血管は流れないと困るので、4~5時間立つと血管が再開通して、一時的に血管が拡張して
また、元に戻ります。
それが、連用すると、だんだん収縮がうまく行われなくなって、拡張だけが残るようになります。
 一般に1週間連用すると、確実にこの副作用が出ます。 患者さんは良くならないので、どんどん点鼻薬をつけると、ますます鼻づまりがひどくなります。
使えば使うほど、悪くなるという、恐ろしいことになってしまうのです。
まるで、麻薬か覚せい剤みたいです。
 よく見ると、点鼻薬の添付文書には「連用しないこと」と、ちっちゃく書いてあるはずです。
でも、知らない人がほとんどです。
 具合が悪いのは、お医者さんでも、この事実を知らない人が結構多いということです。
なかには、耳鼻科医でもよく知らない(と思われる)人がいます。[emoji:v-388]
 5月、6月になってもこの手の人が来院します。今年は結構多いんだろうなー。
 治療は、点鼻薬をやめることです。皆さん、半信半疑ですが、1週間後、うそみたいに良くなります。
もちろん、もとの鼻づまりの原因のアレルギー性鼻炎とかの治療をしなければなりませんが、
調べても、スギ花粉症だけっていう人が6月ごろにきた場合は、薬やめるだけでよくなっちゃうので、バカみたいです。
 ただ、長びく鼻づまりから、蓄膿症になっちゃってる人も結構多いので(今日の人もそうだった)
ご注意ください。

 知らない人に教えてあげましょう。[emoji:v-319]

コメントはまだありません
2008.04.07

熱帯雨林を守れ!

 花粉症もピークを過ぎ、ようやくだんだんに日常が、戻ってきました。
 ほったらかしになっていた、いろいろな雑事を少しずつ処理していきます。
まずは、机の周囲のいろいろな書類整理から。
事務処理、ホンッと苦手です。専属の美人秘書でもいるといいのに。
郵便物の山から、学会やなんかの、会費請求の振込用紙が、いっぱい出てきて、ちょっとあせります。
 アンケートや、ダイレクトメールの関係は、目を通して、ゴミ箱行き、と思ったら、看護婦さんに注意された。
「先生、4月からごみの分別が変わったので、紙類は資源ごみです。こちらに入れてください。」
ありゃま、そういえば朝、出しに行かされるゴミ袋が、ピンク色の指定の袋になってたっけ。
というわけで、現在私の診療机の脇には、結婚式の引き出物が入るような、でっかい紙袋がおいてあって、そこにぽいぽい放り込んでいます。
 ま、資源になるならそれはいいことだ。
 開業してから、なんて無駄な紙が多いんだろうということは常々感じていた。書類、伝票、請求書、証明書など、開業当初、患者さんなんかいくらも来ないのに、医師会、卸し、学会、製薬メーカーから来る書類で、あっという間にいっぱいになった。
 しかも、そのなかには重要な書類もあり、最初のうちは税理士さんに
「書類足んないから、探しといて。」
と、いつも怒られていた。(今は時々怒られるだけになった。)
「先月分のナントカとカントカがありません。至急、ファックスしてください。」
なんていうファックスが来ると、ひやひやしちゃいます。
やっぱり、藤原紀香似の、美人秘書が・・・。
 裏が、白い紙は捨てるのがもったいないので、メモ用紙、計算用紙にでもと全部取ってある。
しかし、その枚数は、年とともに膨大なものになり、息子や、娘にも使わせている。
が、彼らがあまり勉強しないこともあるのか、その数は増え続け、
このままいけば家族全員で、一生計算しても使いきれないくらいの量になってしまう。
 以前は、新聞の折り込み広告の裏が白いやつも、メモ用に使っていたが、きりがないので、やめた。
今は両面のチラシがほとんどだが、パチンコ屋のチラシは何故かほとんど裏が白い。
(知ってましたか?)
でも最近は、新聞と一緒に資源ごみに出すことにしている。
 しかし、これだけ資源節約が言われてるのに、何でナカナカ、紙減らないですかねー。
年に一回医師会の総会があると、会計だの議事だのの書類が、束になって届けられる。
おー、また計算用紙だー。
メールとか、ホームページ上で閲覧とかいう形式はダメなのかなー。
 いつも、私が、バンドの英語の歌詞暗記用に持ち歩く歌詞カードは、日赤の外来勤務表の裏に、歌詞を書き込んだものです。
これも、毎月来るんだよなー。

1件のコメント
2008.04.06

AMBUライブatリトルバード

 昨夜は、私とアヤちゃんのアコースティック・ユニット[emoji:v-269]、AMBUのライブに多数お越しいただきありがとうございました[emoji:v-150]。
 ライブは「Smile Music Festa」というイベント形式でいろんなバンドと一緒にやりました[emoji:v-266]。
最初は、ちょっと何というか、独特の雰囲気を持った人のギター弾き語りでした。
「夢の中へ」とか曲は、よく知ってる曲なのですが、そう聞こえないところが持ち味のような、タマタマのような・・・。[emoji:v-361]
 2人目の弾き語りの人は良かったです。50歳過ぎといってましたが、全部よしだたくろうの曲。
世代が近いので、共感が沸きます。歌もうまいし、もっと聴きたかったです。[emoji:v-424]
選曲が、今ひとつマイナーなのも、そーゆー趣味のようでした。まじめそうな方でした。
最後に
「若い頃、東京で暗い青春を送っていたとき、公園でよく歌った歌です。」
と曲紹介をして歌った歌が
「どうしてこんなに悲しいんだろう」
ううっ・・・・・かなしいっす。[emoji:v-409]
 3っつ目はドラム、ベースが入ったバンドスタイルのグループ。ピアニカ(正しくは鍵盤ハーモニカって言うんだっけ)と、笛がユニークで、
そうですねー「たま」と「ポーグス」をあわせたようなバンド、かなぁ。
まあ、本人たちが楽しそうなのはいいんだけど、タバコの煙は消してくれ。[emoji:v-309]
 で、4番目にAMBU登場。今回は、「Your Song」から。
ピアノとアコギで「Desperado」「Angie」「Proud Mary」「The Long And Winding Road」を演奏しました。
予定外のアンコールを頂き、急遽「Let It Be]もやってしまいました。
P4050089_convert_20080406203821[1]

アヤちゃん写ってなくてごめん
 しかし、やっぱ音が少ないと緊張しますね。間違い目立つし。
練習不足でスイマセンでしたっ。次回は、もっともっとがんばります。
特に、今回花粉症の診療で、声ががらがらだったので、声がちゃんと出るか心配だったのですが、
やはりいまいちでしたね[emoji:e-263]。
しかし、2次会のカラオケで、またまた歌いまくって[emoji:e-289]、さらにガラガラ声に。
耳鼻科医の不養生です・・・(反省)[emoji:v-390]。

コメントはまだありません
2008.04.05

東海アウェイ2連続逆転勝ち!

 今日から、土曜日は午前中のみ。おかげで、生で、最後まで見れた!


 2008年J1第5節
 ジュビロ磐田 1-2 浦和レッズ  (静岡スタジアムエコパ)
      前半(1-0)
      後半(0-2)


 さて、出来は、けっしていいとはいえないが、勝者のメンタリティがよみがえってきたようだ。
 前半は、前節と同様の緩慢な立ち上がり。早い時間帯での失点は、今後の大きな課題ですね。
好調だった相馬が、疲れのためか、再三駒野にやられてました。
堀之内の寄せも甘かった[emoji:v-292]。
 でも、良かったのは水曜日の逆転の感触が、チームの中にメモリーされてたこと。
悪い流れのなかでも、あせらず、打開策を模索していたこと。
何より、トゥーリオの存在は、チームの精神的安定をもたらしているようだ[emoji:v-357]。
 後半トゥーリオの落としから、阿部勇樹の1点目が入ったとき、ほとんどのメンバーが(またサポーターが)逆転勝ちのイメージを描いたに違いない。この、チーム全員が、同じイメージを描く、ということがチームに有機的な力を与えるのです。
 2点目、エジミウソンのスルーから、平川のダイレクトクロス、そこに飛び込んだトゥーリオのヘッドは、迫力ありましたぜ。まさにチームに勇気と自信を与えるゴールだった[emoji:e-402]。
 試合後のトゥーリオや、ゲルトのインタビューからも、チームの一体感が伝わってきて、いいぞ![emoji:v-9]
 さあ、次はホームで、アントラーズ戦。勝たせに行きますぜ!
 それにしても、気になるのは高原の後ろ髪か・・・。(ありゃ、寝ぐせか?)[emoji:v-16]

コメントはまだありません
2008.04.04

キャンディーズ・フォーエバー

 本日の朝日新聞の天声人語によると、今日で、キャンディーズの解散からちょうど30年になるそうだ。
 「おお、キャンディーズ」
思わず、叫びそうになった。
 あの、ファイナルカーニバルから30年!
昭和53年の、あの、春のことが、嵐のようによみがえってくる・・・。
 思えば、キャンディーズが解散を発表したのは、その半年前の昭和52年7月。
電撃的に9月での解散を宣言。当時私は、高校3年の受験生。
夏休みといえば、「夏は受験の天王山(コピーby代々木ゼミナール)」ってくらいで、受験生にとっては、いよいよこれからがんばるぞっ!という時期。
 同級生たちは、駿台だ、代々木だと、夏期講習に行ってしまったが、
私は、その前年に父を病気で失い、東京の予備校で優雅に勉強するお金なんか、ウチにはないので、冷房のない自宅で、どろどろの受験勉強を続けていた。
 その受験生活を、支え、乱したのが、キャンディーズだった。
 当時、ピンクレディーが全盛を極めていたが、
私は、断然「あなたに夢中」 (デビュー曲です)以来の、キャンディーズファンだ。
何しろ、デビュー前に「8時だよ!全員集合」
仲本工事と一緒にマット運動をやってた頃から、気になっていた。
 結局、解散は、翌年の4月4日に延期され、まさに私の大学受験生活とかぶっていくのである。
 
 日曜日の「GO!GO!キャンディーズ」は毎週聞いてたし、月曜日のテレビ「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」も、見逃せない。
 そして、解散が近づくにつれ、ラジオ、テレビでの特別番組が増えていく。
当時は、ビデオなんかないから、全部生で見るしかないじゃん
ラジオは、聞きながら、録音しながら、勉強。
 かくして、私は一期校も、二期校も、落ちてしまう。
その年は、一期、二期のあった最後の年で、翌年から今のセンター試験の前身である、共通一次が、始まるのであった。
だから、国立医学部の難易度が、ぐっと上がったというのは、いいわけです。
もちろん私立の医学部の入学金なんて、逆立ちしても払えるわけもなく
やむなく花の浪人生活に入ったのだった。
 で、ファイナルカーニバルは、家のちっちゃいテレビで、一人で見た。
ビデオなんか、ないので、テレビのスピーカーにラジカセをくっつけて録音しながら
音を立てないように、息をひそめて、見た。
「あー、キャンディーズが、なくなってしまう。俺も、いよいよ浪人だ。来年、大学には入れるんだろうか。」
 今でも、「微笑がえし」を聴くと、18歳の不安だらけの旅立ちの春が思い出されて、感無量です。
おかしくって、涙が出そう、です

candies.jpg 1件のコメント

2008.04.03

医者と巨人と貴乃花

 今朝、患者さんに
「勝って、よかったですねー。」
と、声をかけて、いただきました。
いやー、ほんとに、勝ってよかったなー[emoji:v-290]と思いましたが、
はて、そういえば、何が、何に勝ったかは、この会話では省略されてます。
 もちろん、ウチでの話題は、あれしかないので、高校野球でも、プロ野球でも、カーリングでもオバマ候補でも、ガソリン暫定税率でもないわけです。
 思えば、医者になったばかりの頃、医局でスポーツ新聞を読んでいると、製薬メーカーの方があいさつに来るわけです。
そして、いきなり
「先生、昨日は、勝ちましたね。」
「?????。」
私が、きょとんとしてると、
「あれ、先生、アンチ巨人でしたか?」
 あー、野球のことか[emoji:e-45]。自慢じゃないが、私、野球のことはほとんどわからない。
セ・リーグ、パ・リーグがセントラル・リーグ、パシフィック・リーグってことくらい知ってるが、
チーム名も怪しい。何しろ、子供の頃からテレビでプロ野球の試合見たことがない。
 ところが、当時は世の中には巨人ファンと、アンチ巨人ファンしかいないと思っている人が
(最近は、かなり減ったけど)かなりいたのだ。
つまり、成人男子たるもの昨日の野球の結果が気にならないはずがないと。
しかも、関西地区を除いては、全国的に巨人ファンが圧倒的に多いので、
「巨人勝ちましたね。」
は、ほとんど
「今日は、いい天気ですね。」
と、同じ意味だと思っている、営業マンが多かったのだ。
(何かの事情で晴天より曇りや雨のほうが好きな人だっているかもしれないのに。ま、それほど巨人ファンは多かったわけだ。)
 「(何だこの医者、野球興味ないのか。じゃあ、これれでいこう。)どうですか、先生、こっちのほうは?」
と、いきなりゴルフのスイングをしてみたりする。
「・・・・・。いや、別に・・・。」
実は、私ゴルフ、まったく興味ないし、今だクラブを握ったことすらない。
「(ちぇっ、何だよゴルフも出来ねーのかこいつ、困ったなー。)
そういや、先生、秋場所、始まりますねえ。」
「はあ・・・?」

当時、お相撲は若乃花、貴乃花とかで、若い女性を巻き込んで、大いに盛り上がっていたが、
相撲も昔から、まったく、興味なし。
ついでに競馬もマージャンもパチンコもやりません。
 しかし、こーゆー、多数決的に決め付ける奴って、私は嫌いです。
あげくの果てに他の人に
「小倉先生って、無趣味なんですねー。」と、言ってたそうな。
 「なめんなよ。[emoji:v-359]」 医者で「野球」「ゴルフ」「大相撲」に興味なくて、悪いかよ!
多分、私、普通の人よりけっこう趣味、多いほうだと思うけど。
 F1がブームになり、Jリーグが始まって、スポーツ新聞関係は割と肩身が広くなりました。
(でも、他にも、趣味いっぱいありますよ。)
 ちなみに、私、野球、ほとんど知らないけど「巨人の星」だけはめちゃくちゃ詳しいです。
橘ルミ率いる「オーロラ三人娘」の歌も歌えます。[emoji:e-343]

コメントはまだありません
2008.04.02

日本平で逆点勝ち!

 やっぱ、行きゃよかったかな[emoji:v-7]。


 2008年J1第4節 
 
 清水エスパルス 1-2 浦和レッズ  (日本平スタジアム)
        前半(1-0)
        後半(0-2)


 レッズサポーターなら、わかると思いますけど、日本平で勝つことってのはすごく大変なことなのだ。
何せ、ここは、相性がめちゃくちゃ悪い[emoji:v-279]
 サッカーってのは、チーム力の強い、弱いとは、かなり関係なく「相性」としかいえない現象が良くある。チームの相性という点では、レッズの天敵は名古屋グランパスだろう。鹿島アントラーズとの星もかなり分が悪いが、強豪だった鹿島と比べて、名古屋とは、2弱といわれた時代から、ともかく、勝てなかった。
 で、スタジアムの相性という点ではこの「日本平スタジアム」が、最悪だろう。ともかく、勝てない。
一時10年くらい、ここで勝てなかった。清水との勝敗がホームでそれほど悪くないことを考えると
日本平に、なんか地縛霊見たいのがあるような、気がしてしょうがない。
パルちゃんの呪いか?[emoji:v-39]
 内容も、福田が後ろからのタックルを受けて、怪我で長期離脱したり(その直前に、伸二からの美しいスルーパスが通ってゴールを決めた後だった。)
優勝が狙える位置にいた終盤戦で、坪井がヘッドのクリアーをかぶって、アン・ジョン・ファンに、ゴールを食らったり、いやな思い出ばかりだ。
 実は、私、ここ一回行ったことがあるんですけど、そのときも、ひどかった。
前半、達也の2ゴールでリードして
ほくほくして迎えた後半で、3点食らって逆転負けした。
駐車場までの、シャトルバスの列で、エスパルスの帽子をかぶったおじさんに、
「レッズもな、強かったけどな。うんうん。」
などといわれて、悲しかったです。なんか、花火も上がってたなー。
帰りの、東名、つらかった、遠かった[emoji:v-406]。
 あと、このスタジアムは、場内アナウンスや、チアガールや、マスコットの踊りとか、そういうのがすごく、うるさい、目障り[emoji:v-293]。
逆に言うと、そういうもので、盛り上げなければならないチームってのも、悲しいですけどね[emoji:v-388]。
レッズの試合は、昔からそういうの、一切ないけど、サポーターの声だけで、すごくいい雰囲気になる。
 さて、その、日本平で、しかも逆転勝ちをしたということは、レッズの選手に対して、大いなる自信を与えることでしょう。[emoji:e-402]エジミウソンも、リーグ戦で、初ゴールなので、これで弾みがつくでしょう。
内容もさることながら、勝ち癖をつけるって事が、今のチームにすごく大事[emoji:e-278]。
 さあ、次は、これまた苦手の、東海アウェイ、ジュビロ戦です。きっちり勝って、ホームに、アントラーズを迎えたいねっ。
 余談だけど、日本平のいいところが、ひとつだけある。ここは、食いもんが、おいしい[emoji:e-414]。
特に、海鮮焼きはサイコーです。

 
 

コメントはまだありません
2008.04.02

AMBUライブのお知らせ

 昨夜は、AMBU(アンビュー)の練習で、リトルバードで音だししました。
このAMBUは、私と、C.R.P.のアヤちゃんでやってる、ギターとピアノのユニットです。
 このAMBUという名前、一見フランス語みたいに聞こえますが、実は、医療関係の人なら誰でも知っている「AIR MASK BAG UNIT」の略で救急蘇生用の医療器具。マスクと、バッグがくっついていて人工呼吸をさせるとき使う
 これに「AYA’S MEDICAL BAND UNIT」または「ACOUSTIC MEDICAL BAND UNIT」をかけたネーミングです。
 発想はC.R.P.「(C-REACTIVE PROTEIN)=C反応性蛋白といって血液検査で炎症反応を調べるもの」と「CLINICAL ROCK’N’ROLL PROJECT」をかけたもの、と同じです。
 まあ、医者とか、看護婦さんがやっていて、医療関係者なら、ははあ、なるほど、とすぐ名前を覚えてもらえるようなネーミングを、考えてるわけです。
「楽屋落ち」ってことですね。
 私が、膝に水がたまって、整形外科にかかった時、先生が
「おー、小倉先生、C.R.P.だろ。ホームページ見ましたよ。」
なんて、言ってくれたので、覚えてもらえたじゃん、と思いました。
 ちなみに、私が大学の耳鼻科の医局時代にやっていたバンドは
「C-5DIPS(ディップス)」というバンドで、聴力検査のとき騒音性難聴の患者さんに現れる独特の波形から取りました。うるさいバンドというイメージですな。
でも、こんな細かい耳鼻科用語は、整形の先生じゃ、覚えてないかなー。
いや、でも、俺もリーメン・ビューゲルとかリスフラン関節とか、
学生時代に覚えたものの、医者になってから一回も使ったことないような整形外科用語覚えてるから、やっぱ、大概覚えてるか。
 次に、やはり耳鼻科の先生なんかと組んだバンドは「SUDDEN DEAFNESS(サドン・デフネス)」という名前で、
これは「突発性難聴」という意味です。
 そういった意味では、AMBUはみんな知ってるかなー。
結成のとき、アヤちゃんはまだ、外科の病院にいたので、こんな名前にしたんだけど、
今は、まえはら耳鼻科だから、耳鼻科つながりで
ユニット名をいっそ「オージオメーター」にでも改名したりして・・・。
(このオチは、知る人ぞ知っている・・・。)
LITLE BIRD

 ところで、今回は、昨日が、最初で、最後の練習だったんだけど、かなり練習不足ですね。
花粉症が、忙しかったんだよー。ということで、ご容赦を。
まあ、ウチは、ビジュアル系だから・・・。
ともかく今週末足利のリトルバードというお店でAMBUが見られます。
他に、もっと上手な、バンドも一杯出ますので、皆さん、安心してぜひお越しください。
ビールもうまいし
 

1件のコメント
医療系をまとめました。
2008年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
最近の投稿 最近のコメントカテゴリー アーカイブ