ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.04.01

エイプリル・フールと4月バカ

エイプリル・フールですね。
さて、エイプリル・フール、昔は、4月バカともいいました。
ほんとだってば。今の若い人は、信じないかもしれないなー。何せ、今日はエイプリル・フールだから。
でも、40歳以上の人は、この「4月バカ」という言い方に、昭和を感じたりするはずだ。
 いつしか、この言い方は使われなくなったが、
それには「バカ」という、差別的表現を、特に放送、マスコミ関係で
規制されてることもあろうが(だからといって4月の知的障害では何のことかわからない)
日本人が、英語に慣れたことも大きいのでは。
 かつて1ドルが360円の時代(これも、ほんとの事だからね)日本人は英語に、慣れてなかった。
だから「横文字」なんて言葉もあったわけだ。
巷にある英語はごく限られたもの、基本的な単語だけ。「ファイト」とか「ジャンプ」とか。
「テレビ」とか「ラジオ」は英語じゃないし
「ナイター」とか「シャープ・ペンシル」「サラリーマン」などのように
欧米では通用しない和製英語[emoji:v-496]もあふれていた。
(ちなみに「ライブ・ハウス」も和製英語だということだ)
 よって、洋画[emoji:v-492]のタイトルもみんな翻訳。007の「ドクター・ノォ」は「007は殺しの番号」だった。
(もちろんダブルオー・セブンなんて読まない、読み方は「ゼロゼロななはころしのばんごう」、なんか引越し屋のコマーシャルみたいだ。)
テレビですが「STAR TREK」は「宇宙大作戦」、「MISSION IMPOSSIBLE」は「スパイ大作戦」だった。
大作戦、はやってたなー。
そういえば、「サンダーバード」の前にやっていたITCの人形劇「STINGRAY」もたしか「海底大作戦」だったような・・・。
「戦略大作戦」とか「空軍大作戦」なんて映画もあった。安易ですねー。
 
 最近は、みんな英語のまま出すのが多いようです。
「MISSION IMPOSSIBLE」とか「ファインディング・ニモ」とか。
もっとも後者は
「ファイティング・ニモ」と間違って言ってる人、結構多かったような・・・[emoji:v-388]。
戦ってどうする。
 これが、レコード(これも死語じゃ)になるともっとひどい。
イエスの「危機(CLOSE TO EDGE)」やピンク・フロイドの「狂気(DARK SIDE OF THE MOON)」はそれなりに雰囲気があり、今でも使ってるけど、
ビートルズの「A HARD DAYS NIGHT」は「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」だった。
しかし、今でもその手のもので、もっとも有名なのは
ジェフ・ベックの「ギター殺人者の凱旋」[emoji:e-292](原題BLOW BY BLOW)だろーなー。
これ、全然意味わかんねーよ[emoji:e-441]。
 今は、小学生でもアクセスとかアドレス、サイトなどのパソコン用語からプレッシング、アーリー・クロス、アスリートなどのスポーツ用語
その他サプリメントやコラボレーション、マニュアル、ビジュアルなど、英語があふれてる。
最近の子は英単語覚えるの楽だろーなーと思ってしまうが、実際、どうなんですかね。

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