ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.08.28

CCガールズの誘惑

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 お昼近く、受付の女の子が
「先生、国際ジャーナルっていうところからお電話です。」
国際ジャーナル?なんか、聞いたことあるようなないような・・・
 電話を取ると、営業特有の甲高い声。
「もしもし、先生でいらっしゃいますか。
お忙しいところをすみません。
こちら雑誌、国際ジャーナルのナンタラと申します。
実はですね、より良い医療を目指してがんばっておられる先生の診療所をですね、
タレントの藤森夕子さんがですね、取材をする、という企画なんですけどね。」
 あー、例のあれか・・・。
「藤森夕子さん、ご存知ですよね。」
「・・・いや、よく知りませんが・・・。」
「元CCガールズのですね、とてもきれいな方なんです。」
「あー、CCガールズねー。」
 実は、これ取材ってゆーより広告なんです。
国際ジャーナルって、得体の知れない雑誌の取材と称して
旬の過ぎたタレントが、形ばかりのインタビューをして、その取材料として
数万円~数十万円をこっちが払う、というものです。
 雑誌はどこ探しても売ってないのですが、まあ一応出るので
それをコピーして雑誌に取材されました、とかで宣伝に使える、ってやつです。
 ただ、最初は取材です、というので、まさか取材される側がお金払うとは知らずに
取材を受ける約束して、何だ金払うのか、だまされたーてなこともある、
詐欺すれすれのビジネスなわけです。
 以前、開院当初にも同じような誘いがあり、そん時は確か昔「CHA CHA CHA」かなんかが
ちょっと売れた石井明美さんだったですね。
そのときも、お断りしましたが、まあタレントさんが来ていっしょに写真も撮れるので
昔ファンだった、なんてのなら損はしない、って考え方もありますがね。
 あとでネットで調べたら、インタビュアーのタレントとしてラインナップされてるのは
三原じゅん子(セクシー・ナイト)さんとか、大西結花(スケバン刑事のお姉さん)さん、石橋正二さん(夜明けの停車場!)あたり、
まあ、いわゆるテレビショッピングレベルのタレントですね。
しかし、この辺はまだいいとしても、インタビュアーの中になんと具志堅ヨーコーとか渡嘉敷トカちゃんなんてのがいる。
こいつら、インタビューできんのか。
「ちょっちゅねー。」とか言われてもなー。
 「うーん、CCガールズか。」
今回、そのセンで、私の気持ちがグラッと動いたことは否定すまい。
でも、別にCCガールズったって、インタビュー来るのにヒョウ柄のハイレグ着てくるわけじゃないし、
と思い、やはりその場でお断りしました。(そこかい!)
しかも藤森さんっつても、CCガールズのどの人かわかんないし・・・。
 元キャンディーズの誰かとか、森高千里さんとかだったら、結構お金かかってもお願いしちゃうんだけど・・・。
 

2件のコメント

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  1. […] 参考「CCガールズの誘惑」 […]

  2. […] そーいやウチにも来たなあ「C.C.ガールズ」、なんて思い出してたので […]

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