ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2017.02.21

答は風の中に

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 今朝イヌの散歩に外に出ると何かが風に舞っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おお、目に見えるほどデカイスギの花粉かと思ったが、さにあらず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 風花であった。

写真ではわからないなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうも今日は「冬型」のようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 神社まで石段を上がるとさらに量が多くなる。

肉眼ではかなり見えたのだが、やっぱり写真にとるとよくわかりませんね。

白いチラチラがあるんですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて「風花(かざはな)」はおそらく「標準語」であるが、

ワタシが群馬大学の学生のころ飛んできた風花を見て、

地元前橋出身のT君は

「お、ふっこしきゃあ、さみいなあ。」

と口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんだい「ふっこし」って?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と尋ねると、どうも「風花」のことを上州弁で「ふっこし」というらしい。

発音は「引っ越し」と違いアクセントは前の「ふ」にあり、

「ピッコロ」と同じイントネーションである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おそらくは「吹き越し」の音便が語源で、

上越国境の山を吹き越えてくるイメージで呼ばれたのであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなT君も今や都内の有名私立大学の医学部教授、

専門分野では日本の権威であり、テレビなどで彼の姿を見ることもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今も彼は風花を見て「ふっこしだ」、と口にするだろうか。

都内では、あまり見ませんかね、風花は。

 

 

 

 

 

 

 

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