朝ドラ「なつぞら」
NHKの朝ドラは、ちょうど朝食タイムなので、
基本、毎日見てるわけですが、
現在放映中の「なつぞら」が、ちっとも面白くない。
戦後から昭和30年代の漫画映画製作の女性アニメーターが主人公なのだが、
これが、まったく「来ない」。
時代的には、朝ドラによくある時代設定で、
前作「まんぷく」や「ひよっこ」「とと姉ちゃん」などと重なるのだが、
なんか、全然、「昭和の匂い」がしません。
ワタシなど、昭和を生きた人間としては、
「大阪万博」や「ビートルズ来日」や「三種の神器、3C家電」なんかが出てくると、
おお、と思うもの。
また、昭和の風俗や、流行が取り入れられていると、
つい、見入ってしまうものだが、
「なつぞら」は現在昭和30年代だが、
出てくる人のなりは、まったく現代と同じ。
服も髪型も、顔かたちも「平成、令和の人」なんですね。
しかも、北海道のド田舎に行っても、
出てくる人がみな都会的で美男、美女ばかり。
草刈正雄さんのおじいちゃんはカウボーイにしか見えませんね。
やっぱりここは泉谷しげるさんあたりが、よかったのでは。
ヒロインの広瀬すずちゃんも正統派美少女だが、
なんかキレイすぎのような。
「ひよっこ」の有村架純さんは、
田舎の女子高生を演じるために体重を5キロ増やしたそうですが。
着る服が毎日違うのは、
下宿してるおでん屋さんの山口智子さんの服、という設定ですが、
昭和のニオイあまりしません。
このドラマは、朝ドラ100作目記念で、
歴代のヒロインがこぞって出演してるらしく、
それで、どこにいっても美人ばかりになっているようです。
なので、女優さんたちに「忖度」して思い切った脚本が書けなかったのか。
プロ野球のオールスターゲームは面白いようですが、
サッカーのオールスターゲームは大変ツマラナイ。
野球は基本、ピッチャー対バッターの1対1対決ですから、
お相撲の「取り組み」みたいなもんです。
だが、サッカーはストライカーが10人いても試合にはならず、
つぶれ役や、汗かき役、けずり役、つなぎ役などが必要です。
だから、オールスターのドラマは、華やかだけど、
たぶん、ツマラナイ、のかなあ。
まあ、ファンにとっては「アイドル映画」としては楽しめるのでしょう。
ところで、この間、北海道に行ったとき月曜日にチラッと見たのですが、
朝ドラが始まる前に、広瀬すずさんが
「このあとは、なつぞら♥」
とかナントカいうワンカットが入ってた。
これは、北海道で放送するバージョン限定なんだろうか。
コメントはまだありません
コメント/トラックバック トラックバック用URL: