最後の希望ACL制覇の夢をつなぐ
今や、レッズサポの心の支えといえば、
アジアチャンピオンズリーグである。
ルヴァンカップも終わり、リーグ戦も興味が無く
(残留争いというシビアな戦いが待っている可能性があるが)
天皇杯はまだピンと来ないので。
もし、ACLがなかったら、どんなにムナシイ日々であったろう。
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2019年アジアチャンピオンズリーグ準々決勝第2レグ
浦和レッズ 1-1 上海上港 (埼玉スタジアム2002)
(前半 1-0)
(後半 0-1)
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第1レグを引き分けてホームに戻ってきた浦和レッズには、
2大特典があった。
まず、アウエイゴールの2点。
よって、引分けの場合でも1-1までであれば、レッズの勝ち抜けとなる。
そして、第2に相手の最も怖い存在であるフッキが累積イエローで出場停止。
この2つは大きい。
さらに言えば、もう一人の中心選手オスカルは、
ここ埼スタのレッズ戦で1試合に2回PKを失敗しており、
良い印象を持っていないであろうということ。
そして、ACLのチャンピオンを2回取っている浦和レッズに対し、
上海上港は、まだ決勝進出すら果たしたことがない。
大きな大会になればなるほど、こういうことは選手の重圧になってくるものだ。
この優位性を受けて、レッズの試合の入りは良かった。
レッズがいいのか、相手が委縮しているのか、
ともかく、Jリーグのチームよりははるかにやりやすい。
0-0でもいいわけだが、当然「組長」は「勝ちに行くぞ」といったはずで、
前半39分に先制ゴールが決まったおかげで、
レッズのゲームプランはぐっと楽になった。
それにしても、頼りになるのはやはり興梠。
ベルギーから関根が戻ってきたのも、助かったなあ。
その後も、再三ゴールチャンスがあり、
このうち1点でも入れば、もう試合の行方は決まったようなものだったが、
そんなスタイルはレッズらしくない・・・・(^^;)
後半15分に、カウンターから失点。
試合は1-1。
トータルは3-3。
アウェイゴール2を持つレッズが、この時点ではまだ勝ち抜けることができる。
しかし一方、次の1点が相手に入れば敗退になってしまうという、
危険なシーソーにのってしまったことになる。
長かった残り30分であったが、
レッズの選手に焦りはあまり感じられず、
むしろ常に相手チームより精神的優位と集中力を保っているように見えた。
その長かった残り時間30分+ロスタイム3分、
何とか守り切って1-1のまま、試合を終えた。
相手チームの監督は何でロスタイムが3分しかないんだーと、激怒してたらしいですけど、
ともかくこれで、レッズの準決勝進出が決定した。
相手は、1日置いた18日夜に行われる、
鹿島アントラーズ対広州恒大の勝者。
興梠慎三は試合後のインタビューで、鹿島アントラーズにリベンジする意味でも
鹿島に出てきてほしい、と言ってましたが、
確かにそれはそうだけど、
広州恒大より鹿島に勝つ方が、やっぱりいろいろ難しいような気が・・・・。
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