冬の聴診器
今朝は寒かったですねー。
イヌの散歩に行ったら、一面霜が降りてました。
寒くなってくると、朝イチの診察前にちょっとした準備をします。
それは、聴診器を暖めておくこと。
耳診て、口診て、鼻を診て、そして咳が出てる子なんかの時は、胸に聴診器を当てますよね。
夏場は、いいけどこの季節、聴診器も朝は冷えてます。
胸に当てられて、ヒヤッと冷たいのは嫌なものです。
そこで、一工夫。
聴診器を普段首にかけてるお医者さん、多いですよね。
私も、使わない時は首にかけたまま診察します。
その時、聴診器の胸に当てる部分だけを、白衣の胸ポケットに入れとくのです。
私の体温で、温まってるので、患者さんは胸に当てられてもヒヤッとしません。
これ、実は、私のオリジナルではなく、他の先生のアイディアです。
以前、医学雑誌のコラムかなんかに書いてる先生がいて、
お、これいただきっ、と思ったわけです。
ま、ちょっとしたことなんですけど、
以前は手でこすったり、口で「はーっ」って暖めたりしてたんですが
これ、かなりいいアイディアですよね。
何よりシンプルなとこがいい。
このブログをお読みで、まだやってない、お医者さん、看護婦さんがいたら、是非お試しあれ。
ただ、やってみるとわかるけど、ちょっと慣れが必要です。
というのは、聴診器は普通右手で持ちますから、
聴診したあとそのまま首にかけると、胸に当てるところは自然に右側に来ます。
ところが白衣のポケットは左側。
だから、聴診したあと左に持ち替えて首にかけないと上手くいきません。
いまだに、年中かけなおしてます。
左利きのお医者さん、もしくは右にもポケットがある白衣なら問題ないか。
(そんな、作業着みたいな白衣はいやだが・・・。)
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はじめまして、
このサイトは文章が読みやすく、また内容が解り易くて良いですね。
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