ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2020.01.11

今宮純氏のご冥福をお祈り申し上げます。

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F1の解説で有名なモータースポーツジャーナリストの今宮純さんが

1月4日にお亡くなりになったそうです。

70歳。虚血性心疾患での急死とのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然の訃報に驚きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F1ファンにはおなじみですが、

フジテレビ地上波でF1中継が始まった時代から、

レギュラー解説者として、活躍されていました。

当時は古館伊知郎氏の熱い実況に、

今宮氏のクールな解説が絶妙でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロレス実況で地位を固めた古館アナは、

F1に対しては当初素人だったわけですが、

今宮氏の、やさしく、分かりやすい解説で、

暴走しがちな古館氏の実況がうまくコントロールされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何よりも、彼の言葉にはF1に対する愛が常に感じられ、

ワレワレの心を打ったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシが妻と0歳の長男と初めて行ったのが

1991年の日本グランプリでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このレースでマクラーレン・ホンダのアイルトン・セナは、

2年連続で自身最後となる

3度目のワールドチャンピオンを決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実はその前の1989年、1990年は鈴鹿の日本グランプリでは、

2年ともドライバーズ・チャンピオンを争うアイルトン・セナとアラン・プロストの

遺恨深まる接触事故によって、

非常に後味の悪い形で

チャンピオンが決まっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1991年、鈴鹿から帰って、

録画しておいたテレビ中継を改めて2人で見たわけですが、

最後にアイルトン・セナがチャンピオンを決めたとき、

その年のチャンピオン争いをしたナイジェル・マンセルは、

セナに寄ってきて、祝福をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その時、今宮さんが

「今年は、こうして、スポーツマンシップにのっとったかたちで

鈴鹿でチャンピオンが決まって・・・、本当に・・・、本当に、・・・良かった。」

とコメントし、コメントの最後の方は泣き声になってしまい、

うまくしゃべれなくなってしまった、ということがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今宮さんの、F1を愛する気持ちがストレートに感じられ、

今でも大変印象に残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年3勝を挙げたレッドブルホンダは、

今年2020年、その1991年以来の

コンストラクタ―ズタイトルを狙える体制になりつつあります。

今宮氏が、おそらく、ホンダのタイトル争いを大いに楽しみにしていたであろうと思うと、

非常にその死が悔やまれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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