インフルエンザ2019–20
明日から学会ですが、本日いきなり始まりました。
午前、午後でインフルエンザA型4名、B型1名陽性。
2週間くらい前に大人の人でA型陽性者が1名でましたが、
以後ずっとゼロでした。
しかし、ここにきていきなりA、B同時に陽性。
しかも、A型は同じ保育園のつながりからの感染と思われ、
今後、流行の恐れがあります。
ここにきて明日臨時休診というのは、
まことに申し訳ないところでですが、
疑わしい方は、他の医療機関や休日急患診療所に受診してください。
ところで先ごろ、本年度のインフルエンザの治療指針が、
日本小児科学会から提示されました。
それによると以下の如くです。
一般名なので分かりづらいですね。
オセルタミビルはタミフル。
ザナミビルはリレンザ。
ラニナミビルはイナビル。
ベラミビルはラピアクタ、
バロキサビルはゾフルーザです。
昨年出た新薬ゾフルーザは、
使用経験症例数が少ないことと、
耐性ウイルス誘導の問題から、
小児には推奨されないことになりました。
基本的に昨年、当院で行なっていた方針と同じです。
今後の流行の動向に注意したいと思います。
コメントはまだありません
コメント/トラックバック トラックバック用URL: